慢性的な首の痛みのため、ご家族に連れられて来院。
問診によると、20年くらい悩んでいて、たくさんの治療院や病院に行って来たとのこと。
肩のコリ、慢性腰痛、高血圧。薬の処方も受けている。
施術方法を説明するが、信じてくれてない様子。
もちろん、今までいろんなところで「なおる」と言われ続けられてきたかれであろう。
腰への施術を提案した。
最初の首の辛さの状態を覚えていただき、腰の筋肉を軟らかくしする。
確認をするが「わからない」という。
薬の副作用の話もしながら、15分ほど施術を行うと軟らかくなったので、痛みの確認をすると「わからない」。
腰の筋肉の状態を、ご自身で触って確認していただくが「軟らかくなったような、わからない」と言う。
お連れいただいた方から見ると、前かがみ姿勢が良くなった。腰が軟らかくなったと言っている。
自分の体の状態の変化がわかりにくい方も他にいますよ。
安心してください。良くなっていきますよと、お伝えしてその日の施術は終了。
次の日にご家族の方から電話をいただき、
患者さんは、左右に体を動かせている。
気に入った様子。とのことで、次のご予約を入れられた。
予約の日。
別人のようにお話しをされていて、首の調子は良くなり、血圧も下がったとのことで、続けて加療する。
