椎間板ヘルニアと腰痛(2016/04/08)
椎間板ヘルニアと腰痛の関係
椎間板とは?
背骨の錐体と錐体の間にある軟部組織です。
水分を多く含んだ軟らかい素材です。
骨と骨がぶつかって衝撃を受け止めるためのクッションと説明されています。
緩衝材といいます。
軟らかい素材なので変形します。
椎間板ヘルニアの診断をされるようになったのは
1911年
腰の痛い方の診察で、画像診断をしたところ
椎間板が飛び出した方が多かったので
椎間板ヘルニアが痛みの原因だという論文を発表したために
世界中に広がって
それを信じたお医者さんたちは手術をするようになったそうです。
手術をして飛び出した椎間板を切除し続けても
痛みは良くならないので
30年前には世界では手術は実行されなくなりました。
日本以外で腰の痛みがあって診察をしてくれるところはないと聞いています。
腰の痛みの原因は
生理学の教科書で習う
「筋肉が緊張して硬くなると痛みやしびれが起こります」
「血流改善がコリや痛みの改善」というふうに習います。医学部で
ただあ治す方法の記載はなく、治す方法は習っていません。
ですから、腰痛で病院を訪ねると
「腰の筋肉が硬くなって痛くなっているだけなので、家に帰って休んでいてください」
と、いわれるだけで
薬の投与は決してありません。
ただ日本は、保険制度があるのと診療拒否をしてはいけないという法律があるので、
腰痛できたかたの診療をするのです。
結果
椎間板ヘルニアで痛みは出ません。
神経を抑える力が強ければ、
麻痺 となります。
麻痺でなければ、椎間板は悪者ではありませんということになります。
手術のときに麻酔と同時に筋弛緩剤を投与するので
たまたま、手術でよくなったという人もいるけれど
かなりの確率で痛みが残っている方が多いと聞いています。
腰の痛い方、そして腰の痛くない方
調べてみると、腰の痛くない方でも椎間板ヘルニアはある。ということです。
年齢80歳くらいになると95%以上の方がヘルニアがあります。
痛みの出る方と痛みの出ない方
何が違うんでしょうね?
それは
筋肉が硬いか軟らかいかの違いです。
体とともに関節も筋肉も柔軟で軟らかいようであれば
違和感もなく痛みもありません。
痛い方へ
痛いところの筋肉を触ってみてください。
痛いと思うか、気持ちいいと思うか。
その筋肉は厚みがありガチッとしていて硬い筋肉です。
その筋肉が軟らかく「ふにゃふにゃ」になったときのことを
考えてみてください。
軟らかいふわふわの筋肉は痛みがないのを連想すると思います。
肩こりの肩の筋肉が軟らかくなれば、肩こりじゃないようになります。
ぜひ
筋肉を軟らかくして
ヘルニアだけど痛みのない生活になってください。
筋肉専門
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應治和也
大阪市東淀川区東中島1-17-5 スチュディオ新大阪1043号室